「シミを消す方法」として話題沸騰!本当に知りたいトレチノインとハイドロキノンのこと。


名称未設定-2

できてしまったシミをホームケアで消す方法として注目されている、とトレチノインとハイドロキノンのW使用。皮膚科や美容クリニックでも行われている方法です。

効果を実感した声が多い半面、刺激が強いなどさらに肌トラブルを引き起こしてしまったケースも多いようです。この二つの薬がどういったものなのかをよく知り、納得したうえで使用することをおススメします。

トレチノインで排出、ハイドロキノンで抑制

トレチノインとハイドロキノンはどちらも塗り薬です。トレチノインには主に肌のターンオーバーを促す作用があり、ハイドロキノンにはメラニンに直接はたらきかける、強い漂泊作用があります。

ハイドロキノン単体の使用だと、皮膚に浸透しにくいのですが、トレチノンと併用すると浸透力が上がります。そのため、併用するとより高いシミを消す効果が得られると言われています。

トレチノインとハイドロキノンの使い方

トレチノインとハイドロキノンを使ったシミ消しの方法が支持されるのは、その効果の高さもそうですが、使用の手軽さにも理由があります。

いつもの洗顔のあと、化粧水などで保湿をし、できれば20分置いた後にトレチノンを広範囲に塗ります。次に綿棒などで消したいシミの部分にだけハイドロキノンを塗るだけです。

これら二つの薬を使っているときに注意したいのがUV対策。紫外線を浴びることによって炎症を起こしてしまうことがあるからです。薬を塗ったあとに、日焼け止めをしっかりと塗ってください。

また、トレチノインを使用し始めると肌がカサカサとしてくるので保湿も十分に行うように心がけます。

トレチノインってどんな薬?

名称未設定-1_01

トレチノインはビタミンA誘導体と言われるもののひとつです。一般には「トレチノール」という名前のほうが馴染みあるかもしれません。市販されている化粧品に配合されているトレチノールはトレチノインと同様のものですが、その効果は塗り薬単体の100分の1くらいだと言われています。

ビタミンAの美肌効果は有名ですが、体の中に入るとすぐに壊れてしまいます。トレチノインはビタミンAよりも壊れにくい、安定した成分で、ビタミンAの約100~300倍の働きをします。

トレチノインの最大の特徴は、通常の約2倍の早さでターンオーバーを促すこと。それと共に過剰な皮脂をコントロールしたり、表皮内でコラーゲンやヒアルロン酸の生成を促進する効果があるので、アメリカではニキビやしわの治療薬として広く使われています。

ハイドロキノンってどんな薬?

名称未設定-1_01

ハイドロキノンはメラニンを合成する酵素であるチロシナーゼの働きを抑えると共に、メラニン色素を作るメラノサイトの働きも抑制し、メラニンの数を少なくする薬です。

できてしまったシミに効果的であり、これからできるシミも予防してくれるのがハイドロキノンです。

今あるシミを消す効果は、ビタミンCよりも高いと言われています。

二つの薬の注意点や副作用についてよく知って!

名称未設定-1_01

トレチノイン、ハイドロキノンは共に強い薬で、最近ではホームケアで使用して、逆に肌トラブルを引き起こしてしまうケースも増えているようです。

トレチノインは使用を始めると肌に軽い赤みが出ますが、徐々に落ち着いてきます。肌がカサカサとした状態になるので、保湿はしっかりと。敏感肌の人には強い刺激を感じる人もいるようなので、ひどい炎症や痒みを感じた場合はすぐに使用を中止しましょう。

無理をして使い続けるとトレチノインが原因で新たなシミを作りかねません。また、トレチノインは未開封でも一ヶ月経つと薬効がダウンしてしまうことも注意。

長期間にわたる使用でも効果が低下します。強い薬なので、妊娠中や授乳中は使用することができません。

トレチノインはビタミンA誘導体で、私たちの血中にもごく微量存在するものなので、アレルギー反応の心配はありません。

ハイドロキノンの使用で最も注意したいのはUVケアと使用量を守ること。

日焼け止めをしっかり塗っていないと、ハイドロキノンを塗ったところが炎症を起こして赤くなり、赤みが消えないことがあります。

また、使用量を誤るとかぶれや赤みなどのアレルギー反応を起こすことがあります。また、肌の一部が白く色が抜けてしまう「白斑」を引き起こすことがあるので、いくら早く効果が実感したくても使用量は必ず守りましょう。

熱や光に弱い薬なので、密封し、冷蔵庫で保管します。ハイドロキノンも強い薬なので、妊娠中や授乳中の使用は不可です。

トレチノンとハイドロキノンを使ったシミ消しの方法は、アトピーやニキビ肌でもできます。炎症を抑える作用があるので、アトピーやニキビのような炎症を伴う肌トラブルの改善にも有効です。

しかし、トラブルを抱えた肌はとってもデリケート。自己判断ではなく、クリニックでの治療のほうが安心です。

トレチノインとハイドロキノンを使ったシミ消しのお値段

トレチノインとハイドロキノンを使用したシミ消しの方法は、クリニックでも行われていて、その治療はだいたいひと月1万円くらいのようです。

個人でこれらの薬を購入しようと思うと、輸入品に頼るケースがほとんどでしょう。価格は製品によってまちまちで、トレチノインで20g3,000円~8,000円、ハイドロキノンが20g2,000円前後のようです。

クリニックの指導のもと使用するのか、完全にホームケアで行うのか、双方のメリットとデメリット、自分の肌の状態をよく考えて見極めたいですね。

 


この記事を書いた人

Numata Yuka
Numata Yuka
フリーライター、エディター2児の母。 芸能関係の雑誌編集者として長く現場に立っていたのもあって、美容やファッションのカレントな情報集めが得意です。いま一番気になるスキンケアは保湿。