漢方で美白! トラブル知らずの美白肌へ


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【漢方で美白】

美白化粧品を使ってケアしていても、紫外線対策をしていてもシミが気になる人多いのではないでしょうか?シミ対策として、多くの種類の美白化粧品があり、さらには美容皮膚科でのレーザー治療など直接的なシミの除去方法もあります。

しかし、シミの発生にはホルモンバランスやストレスも関係してきます。せっかくシミをとり去っても、もとの体の中の原因が改善されなければ、美白肌を手に入れることはできません。

漢方なら、体質改善を図ることでシミやくすみの根本的な原因を取り除き美白美肌へ導いてくれるという考え方のアプローチをしてくれますよ。

あなたはどのタイプ?漢方的体質チェック

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漢方には古くから「美肌になる処方」が多く存在しています。

身体や心の健康と同様に肌の健康状態も重視しているからです。

私たちの体は「気(き)・血(けつ)・水(すい)」の3要素で構成されていて、私たちが不調を感じる時は、このバランスが崩れている時と言われています。

主にシミができやすい人の体質には「気虚(ききょ)」「気滞(きたい)」「瘀血(おけつ)」のタイプに分けられます。

体質チェック

気虚タイプ・・・

漢方で言う「気」とは、生命エネルギー、生理機能のことを言います。「気虚」とは、「気」が不足した状態です。

  • フェイスラインや頬、まぶたなどの肌のたるみが気になる
  • 顔が青白い
  • 肌のゴワつきがある
  • 胃腸が弱く、疲れやすい
  • 朝スッキリ起きられない
気滞タイプ・・・

精神的なストレスなどで「気」の流れが悪い状態です。

  • Tゾーンはベトベトし、頬はカサつく混合肌である
  • ストレスが肌に出やすい
  • フェイスラインにニキビや吹き出物ができやすい
  • 生理前に情緒不安定になる、生理痛がある
  • 肩、うなじ、背中がこったり張ったりする
瘀血タイプ・・・

血液の流れが上手くいかず、体のあちらこちらに「血」が滞っている状態です。

  • 唇、爪などの色が紫っぽく肌にくすみがある
  • 目の下のクマが気になる
  • 赤や黒っぽいニキビや吹き出物ができる
  • 生理時の出血にレバー状の塊が混ざる
  • アザができやすい

タイプ別おすすめ漢方美白

「気虚」タイプのシミ

「気虚」タイプはエネルギーが不足がちで、疲れやすくなっています。過労や睡眠不足に特に気を付けて過ごしましょう。胃腸に負担をかけない消化の良いものを食べるようにするといいですね。

おすすめの漢方美白処方
  • 補中益気湯(ほちゅうえっきとう):胃腸の調子が悪く、疲れやすく、ハリがない疲れ顔の人
  • 参苓白朮散(じんりょうびゃくじゅつさん):いつも軟便ぎみで頻繁に下痢をする、食欲不振、胸やけがある人
おすすめ美白食材

栗、カボチャ、ニンジン、さつまいも、ソラ豆、えんどう豆、大豆

「気滞」タイプのシミ

「気滞」タイプは几帳面で真面目な性格の方が多いです。つい自分を追いつめてしまいストレスを抱えてしまいます。妊娠中や産後の育児のストレスも原因となります。

「~しなければ」という考え方を緩めて、「まぁ、いいか」と考え、ストレスを抱え込まないように発想の転換をしてみて下さいね。

おすすめ漢方美白処方
  • 加味逍遥散(かみしょうようさん):イライラしやすい「気」の巡りが悪い人
  • 折衝飲(せっしょういん):シミが濃い、シミの部分が肌アレしている、全体的に乾燥気味の人
おすすめ美白食材

シソ、セロリ、三つ葉、春菊、柑橘類、酢の物

「瘀血」タイプのシミ

「瘀血」タイプは血の流れが滞り、停滞している状態です。ガードルなど体を締め付ける下着は避けて、毎日軽い運動を心がけてください。半身浴などで血行を良くすることもおすすめですね。

おすすめ漢方美白処方

桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん):のぼせ感と手足の冷え、肩こりなどがあり、比較的体力のある人

おすすめ美白食材

黒豆、桃、ニラ、アブラ菜、ナス、黒砂糖

漢方的なシミの考え方

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一般的なシミの解釈では、シミは紫外線や炎症によって増産された黒色のメラニン色素という成分が皮膚の中に蓄積したものです。

本来、肌は表皮のターンオーバーによって表皮組織の中にあるメラニン色素を排出しますが、ターンオーバーの乱れにより表皮組織に取り残された状態がシミとなります。

漢方では、シミは「血」の質と「血」の巡りの悪さが関係していると考えられています。

要するに「血液がドロドロ」の状態がシミに大きく関係しているのです。この状態を「瘀血」といいます。また、「気」が不足している状態もシミには関係してきます。「気」は生命維持に欠かすことのできない基本的なエネルギーです。「気」は「血」を運ぶ役割があり皮膚の新陳代謝の原動力となるものです。ですから、「気虚」「気滞」などのタイプも結果として「瘀血」に繋がってしまうのですね。

シミと言う一つの症状ですが、原因は異なります。原因に合った漢方薬を選ぶことが必要になるのですね。

漢方で、シミに効くという漢方薬が様々な種類存在するのはそのためなのです。

まとめ

シミと言うとつい、日焼けが原因と思いがちですが、むしろ精神的なストレスやホルモンバランス、体調の変化などによることも多いのですよ。

シミは結果として「血」の停滞、「瘀血」によってできているものの、その根本の原因は人それぞれ異なるのです。過労、ストレス、生活リズム、体質が「瘀血」を引き起こし、シミを作っているのです。漢方によるシミ対策では、漢方薬を服用すること以外にも、食生活を改善し、生活リズムを整えるなど、根本の原因を取り除くことによりシミを改善できると考えています。

漢方で体質を改善することで、美白効果だけでなく長年悩まされていた生理痛や腰痛、冷えなどの症状も改善される方も多いので、ぜひ試してみて下さい。


この記事を書いた人

桃紅(TOKO)
桃紅(TOKO)

薬剤師の資格を持ち、医療現場での勤務経験を踏まえて、健康、医療、美容、ライフスタイルについての情報を発信しています。 3人の子どものママとしての生活も大切にしながら、毎日の小さな幸せを見つけていきたいと日々暮らしています。 そして多くの人に、小さな幸せを文章として届けることができればと願っています。