白髪や薄毛に効果あり!?湯シャンで髪の悩みをまとめて解決!


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毎日欠かさずシャンプーにトリートメント、いつも髪には気を使って、頭皮を清潔にしているあなた!実はそのやり方、逆に髪の毛や頭皮を傷めているかも…

市販のシャンプーに多く含まれる洗浄成分である界面活性剤は、汚れや油分を落としてくれる反面肌に良くない影響を与える心配があるのです。

洗浄成分が強すぎたり、自分の肌に合わないシャンプーやトリートメントを使い続けていると、本来髪や頭皮をきれいにするために頭を洗っているにもかかわらず、抜け毛や白髪、フケや髪のパサつきにつながってしまうことがあります。

また最近よく耳にするようになった、シャンプーやトリートメントに含まれる「シリコン」には、髪にツヤを出してくれるほかドライヤーの熱から髪を守ってくれる働きがありますが、頭皮の毛穴を詰まらせてしまうなどの弊害もあります。

湯シャンとは??

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そんななか、現在美容業界を中心に「湯シャン」が話題となっているのはご存知でしょうか?

その名の通り、お湯のみで頭を洗う湯シャン。「お湯だけでほんとに汚れが落ちるの?」「においとか大丈夫?」など、気にはなるけど心配の声も聞かれる湯シャンですが、実は髪や地肌にとってとっても効果的なのです。

今回はそんな湯シャンの、気になる効果や方法についてご紹介します!

界面活性剤やシリコンが髪に与える影響は、いいものばかりではありません。界面活性剤は、天然物・石けん系・脂肪酸エステル系・アミノ酸系・高級アルコール系・石油系と6種に分類されます。

その中でも高級アルコール系や石油系は洗浄力が強く、髪そのものや地肌にまで悪影響を及ぼす可能性があるとして、近年その使用は減少傾向にあります。

またシリコンは、髪をコーティングすることでツヤを出し、つるつるとした感触になりますが、頭皮にシリコンオイルが残ってしまい頭のベタつきや毛穴のつまりによって抜け毛を引き起こしてしまうことがあります。

このような成分や特徴を持つシャンプー・トリートメントを断ち、お湯のみで地肌をマッサージしながら汚れを落とすことで本来の自然な髪や毛穴の状態を取り戻し、髪のトラブルが改善されるのです。

女性にとっても男性にとっても大切な髪の毛ですが、最近ではノンシリコンシャンプーやヘナ、石鹸シャンプーなど、界面活性剤の刺激が少ないものや髪そのものの健康を促進してくれるような商品が多く発売されています。

そんな中でもなかなか自分にあったものが見つからないときには、湯シャンを始めて自分自身の油脂というトリートメントで頭皮や髪の毛を守ることが、美髪への近道かもしれません。

湯シャンの効果

湯シャンの効果で期待できるものとして、頭皮のにおいやフケ、白髪や抜け毛の改善があります。

人間の体や肌の表面には、本来皮膚を保護し潤いを保つために必要な油分が分泌されています。

過度な洗浄によって必要な油分まで取り除いてしまうと、その油分を補うためにさらに頭皮は油分を分泌しようとしてしまいます。

界面活性剤やシリコンを含まない湯シャンは、肌に必要な油分まで洗い流してしまうことがないため、続けていくうちに頭皮の水分と油分のバランスがとれ、皮脂過剰によるいやなにおいや乾燥によるフケが出なくなるのです。

そして今、若い女性の中でも悩みの声が多く聞かれる白髪にも湯シャンは効果的であると言われています。

そもそも、白髪とはte-mari6どういうメカニズムで生えるのでしょうか?

そのメカニズムは、メラニン色素の異常にあります。私たちの髪の毛は、実は髪の毛が生まれた時には白色なのです。

その白い髪の毛が頭皮の中で成長していく中で、毛母細胞の中にメラニン色素が吸収され、髪に色がつくのです。

そのメラニン色素の量が多ければ多いほど、髪の色は濃くなります。この色の元となるメラニン色素のもとになっているのが、メラノサイトと呼ばれる色素細胞です。

このメラノサイトがなんらかの理由で正常に働かなくなったとき、メラニン色素が正常に生成されず、髪の毛は白いまま白髪として生えてしまうのです。

このような白髪になぜ湯シャンが効果的なのかというと、シャンプーに含まれる強力な洗浄成分が、肌のバリア機能を壊してしまうことにあります。

メラノサイトが正常に生成されない理由には、乾燥や紫外線などから頭皮を守る肌本来のバリア機能が低下している場合があります。

洗浄力の強いシャンプーは、この肌が持つバリアが薄くなってしまい、日光の刺激やエアコンの乾燥などの外部の刺激を強く受けてしまいます。

それらの刺激によってメラノサイトの働きが弱まり、白髪となってしまうのです。

湯シャンを継続することで肌本来のバリア機能が取り戻され、肌の奥にある色素細胞が守られるためメラニン色素が正常に生成されるのです。

また、湯シャンは抜け毛にも効果的だといわれています。

月に1〜2回のシャンプーのみで、あとは湯シャンを実践しているとアーティストの福山雅治さんが明かしたことで一時期話題にもなりました。

湯シャンを実践している理由は抜け毛の防止や育毛の促進にあるそうですが、湯シャンがそれらに効果的なのは、白髪と同じく肌バリア機能の低下を改善させる作用があるためです。

また、過剰に分泌された皮脂や、シャンプーやトリートメントのすすぎ残しで毛穴を詰まらせることがなくなるため、毛穴から生えてくる毛髪がストレスなく育つ効果も期待できます。

効果的な湯シャンの方法

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このような効果を実感するには、湯シャンを継続的に行う必要があります。最低でも1ヶ月、効果を実感するためには3ヶ月から半年ほどの継続が必要とも言われています。

湯シャン開始してしばらくは効果が出ず、シャンプーによって頭皮の皮脂バランスがくずれているため頭皮がベタついたり、それによって頭にかゆみがあったりにおいが気になることもありますが、体の内側から生じる変化を待ちながら、根気強く続けましょう。

効果的な湯シャンのポイント

湯シャン前にしっかりブラッシング

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湯シャンを始める前に、まずは竹串や動物の毛を使ったブラシで髪を丁寧にとかしましょう。

これは髪についているホコリやゴミを取り除いたり、頭皮の油脂を毛先にのばし髪を保護するためです。ブラッシングの際には、優しく丁寧に行ってください。

温度はぬるま湯程度がベスト!

湯シャンを効果的に行うために大切なのが、お湯の温度です。お湯そのものにも洗浄力があり、その力は温度が上がるほど高くなりますが、あまりに高すぎると頭自体を洗えません。

一般的に40度ほどの温度がシャンプーに近い洗浄効果があるといわれますが、湯シャンの場合は33度〜35度ほどのぬるま湯が頭皮の必要な油分を保ちつつ汚れが落ちる最適な温度です。

お湯は時間をかけて頭全体に丁寧に流しましょう。

乾燥肌の人は高い温度で洗うとさらに乾燥が進んでしまう恐れがあるので、お湯の温度は33度から始めて洗う時間を短くしたり、反対に油分が多い人は35度から40度の少し高めの温度で洗うなど、自分の頭皮の状態をチェックをして温度調整をしてください。

指で頭皮をマッサージしながら洗う

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湯シャンをするときには、シャンプーをするときと同じように指の腹の部分で円を描くように頭皮をマッサージしながら洗います。

あまり強くゴシゴシしてしまうと頭皮を傷つけてしまうので、やさしくマッサージをしてください。このとき、あまり長い時間やりすぎると必要な油分まで落としてしまうので、5分以内で終わらせましょう。

湯シャンを終えたら髪の毛を中和して

湯シャンが終わると髪がキシキシとしてしまいますが、ここでトリートメントを使っては湯シャンの意味がなくなってしまいます。

この髪のキシキシは、髪の毛がお湯によって弱アルカリ性になっているからです。

そこで湯シャンのあとには、トリートメントの代わりに「お酢」や「クエン酸」を使ってアルカリ性になった髪の毛を弱酸性にもどします。

まず洗面器にお湯を張り、小さじ半ほどのクエン酸やお酢を混ぜ、髪や頭皮にかけますが、このときお酢のにおいが気になる場合はドラックストアなどでクエン酸を購入することをおすすめします。

乾かす時も丁寧に

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髪は濡れた状態だと、髪のツヤとなる魚の鱗のようなキューティクルが開いているため非常に傷みやすくなっています。

そんなときにタオルやブラシでキューティクル逆方向にがしがしと刺激すると、枝毛や抜け毛の原因となってしまいます。

乾かすときにはキューティクルの流れに沿って、頭皮を撫でるようにタオルドライをしてしっかり水分を拭き取り、ドライヤーを近づけすぎないように乾かしましょう。

このときに、毛先からではなく頭皮に近いところからドライヤーを当てて毛先が傷まないようにしましょう。

ポイントを抑えながら湯シャンを続ければ、健康的できれいな頭皮と髪の毛に!とはいいながらも、効果を実感するまでに長い時間を要する湯シャン。途中で挫折する人も多いと思います。

湯シャンを始めてしばらくは、これまで落としすぎていた頭皮の油分を補うために皮脂が過剰気味に出てしまうため不快感もあるかもしれません。

湯シャンは長い時間をかけて頭皮の体質を変えていくものなので、どうしても我慢できなくなったときには軽めにシャンプーをしてもOKです。

何よりも、正しいやり方で続けていくことが大切なのです。

いきなり湯シャンに切り替えるのが不安な人は、毎日のシャンプー習慣を少しずつ減らしていくところから始めるのもおすすめです。

まとめ

以上のように、正しい方法で正しい期間継続すればさまざまな効果が期待できる湯シャン。

頭皮の乾燥によるフケやベタつき、白髪や抜け毛、髪のパサつきなど、いろいろ試してみるのになかなか効果がでない…という方は、一度試してみてはいかがでしょうか。

これまでのシャンプー習慣を変えるのは少し大変ですが、人間が本来持っている水分と油分の調節機能などを元の状態にもどす湯シャンは、健康的にも経済的にも大変効果的なのです。

また、頭皮や髪の毛の悩みに効果的な湯シャンですが、肌がきれいで柔らかくなる、髪がつるつるになりコシが出るなど、美容面でも効果が期待できるようです。

気軽に始めるには少しハードルが高い湯シャンですが、夏も終わりに近づく今が始めどきです。

これから冬のイベントごとに向けて、きれいな頭皮や髪の毛を手に入れましょう。

 


この記事を書いた人

otami
otami
元美容系雑誌の編集者で現在は健康や美容、ファッションなどのwebコンテンツを制作しているスキンケアマニアの28歳、美容ネタを仕入れては実践する日々です。